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2007-07-05

『八甲田山死の彷徨』
/ 新田次郎

以前『皇帝ナポレオン』を読んで、
小説ではあるけれどもロシア遠征が
いかに過酷かを知った。
ついこの間読んだ『皇帝の魔剣』でも
ロシア遠征ついてに触れており、
ロシアの冬って凄そうだって思ったの。

そういう流れでこの本を読み始めたから、
寒さに強いロシア軍を相手にする前に
国内で雪中行軍の演習をすることは、
かなり意味がありそうだと思った。

だけどこの話って、演習ではなく
いわば人体実験だったんだね・・・。
十分な知識もなく、階級制度に振り回され
偉い人の思惑で2つ連隊が競わされた。

地元の人間だって厳しい冬に山を越えないのに、
地理や気象に疎い人たち
― とりわけ職業軍人ではない人たちにとって
孤立した極寒の地で死を突きつけられるなんて
どんなに怖かったことか。
とても可哀想なお話だった。

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