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2007-03-15

『外套・鼻』

「ロシア文学って、難しそう・・・。」って思っていた。
- 昭和12年の訳の改版なので、日本語がかっちりしていたけど。-
んでもって、こうも思っていた。
「しかも1800年代の作品だから、
 尚更日本人にはよく解らないのではないか。」
けれども、なんだか相通ずるところがある。

平凡すぎて特に目立つところはないけれど、
真面目に愛着をもって仕事に臨む人が『外套』の主人公。
実はそれこそがその人の才能であり、優れたところ。
それこそ敬意に値することだって話・・・だと思う。
そしてロシアの階級社会の厳しさと冬の厳しさを感じる。

んー。 だけど『鼻』の方が面白かった。
-『外套』を読みたくて、探し回ったにも関わらず。-
こちらの話は、どうしてそんなことになったのか
読者も登場人物たちも全然わからない。
「まったく何が何だか、
 さっぱりわたしにはわからない・・・。」
っていう文章まで登場する。
しかし一番最後には、
「そういうことってあり得るんだよね。」と。

それでね、鼻が擬人化してる箇所があるよ。
自分の鼻と話した所有者も困惑しているとはいえ、
地位のおかげでヘコヘコしてる。
周りの人間も訝しがりながらも淡々としている。
でもわたしの想像では、
デカイ鼻が制服を着て活動しているんだけど。
ひょっとしたら、鼻の穴から手足が出ているかも!?
どういう状態なのか思い浮かべながら読んでたら、
とってもおかしい気分になった。


?読んでみる?


新訳の『外套』や『鼻』も読んでみたいな。

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